キャンピングカー宿泊の醍醐味と言えば、都会の喧騒から離れた静かな自然環境で過ごせること。
普段はなかなか見られない、自然の中だからこそみられる美しい蝶もたくさん発見できるでしょう。
そこで今回は、キャンピングカー宿泊で見ることができる、美しい蝶を4種ご紹介します。
ぜひ美しい蝶の姿に癒されてくださいね。

ウスバシロチョウ

モンシロチョウによく似ていますが、アゲハチョウの仲間です。
ウスバの名前の通り、透き通った羽をもった蝶で4月下旬から5月上旬の、春の時期によく見られます。
丘陵地帯や低山地帯などの開けた場所を好むため、農村地の畑などに現れることもあります。
小刻みに羽ばたきながら、集団で滑空飛行をするのが特徴です。

クロアゲハ

真っ黒い羽が美しいアゲハチョウの仲間です。
林や森、山中など木の多い場所に多く出現します。
オスは全体的に真っ黒い羽で、ちょうど中心部分に白や黄色の帯模様が出るのが特徴、メスは帯の代わりに下部分に赤い紋の模様が見られます。
4月から10月下旬までと幅広い季節にみられる蝶で、特にツツジの花を好みます。

カラスアゲハ

黒の中に青や緑に輝く鱗粉を持った美しいアゲハチョウです。
羽ばたく姿は、まさにカラスの濡れた羽のような輝きを放ちます。
5月や7~9月と比較的気温の高い夏季に多く見られるのが特徴です。
オスは黒い羽の上に全体的に緑の鱗粉がかかり、メスは黒い羽の上部に白の斜線が入っているのが特徴です。
低地や山の中、木の多い場所によく生息しています。

アサギマダラ

大型で白地に黒、赤の模様が美しい蝶です。
飛び方もひらひら、ふわふわと舞うように飛ぶのでとても優雅。
5月から10月の季節に現れ、主に高山地帯を含む山地で見られます。
春に羽化してから秋まで長距離移動をする蝶としても知られ、長距離移動中にたまたま平地や都市部に現れることもあります。
ちなみに、そっとおどろかそうとすると上空のほうへふわふわと逃げていくような特性を持っています。

まとめ キャンピングカー宿泊の機会に蝶を見てみよう

キャンピングカー宿泊で見られる可能性の高い、美しい蝶を4つ紹介しました。
普段と違う自然環境だからこそ、都会ではなかなか見られない生物の観察ができるのもキャンピングカー宿泊の醍醐味です。
ご家族でキャンピングカー宿泊を楽しむときには、蝶や昆虫の図鑑を片手に過ごすのもおすすめですよ。