キャンピングカー宿泊は、日中だけでなく夜にも楽しみがたくさんあります。
そのひとつが、夜空の観察です。空気の澄んだ自然環境でのキャンピングカー宿泊なら、普段住んでいるところよりも星がきれいに見えるため、星座の観測もできます。
そこで今回は、5月下旬~初夏にかけてみられる、星座を4つご紹介します。ぜひキャンピングカー宿泊のさいに、天体観測をして初夏の星座を見つけてみてくださいね。

はくちょう座

初夏~夏の星座として代表的な星座です。
明るい星が十字架の形に並んでいるのがはくちょう座で、初めて星座観測をする人でも見つけやすくなっています。
まず初夏の星座観察をするときに、はくちょう座を目印にすると良いでしょう。
はくちょう座のちょうど尾の部分にある一等星が「デネブ」です。

天の川

夏の夜空の中に白く薄く輝く帯状の星の集まりが天の川です。
はくちょう座はちょうど天の川の中にある星座です。

わし座

はくちょう座から天の川に沿って南側に目を向けると、明るく光る一等星の「アルタイル」が見えます。
このアルタイルはわし座の羽の付け根部分、ちょうど中央を象る星になります。

こと座

はくちょう座から少し右側、天の川から外れたところに一等星の「ベガ」があります。
これは、こと座の手持ち部分を指します。
なお、わし座のアルタイルとこと座のベガの間を天の川が流れているため、七夕の話に登場する織姫は「ベガ」、彦星は「アルタイル」を指しているともいわれています。

また、はくちょう座の「デネブ」わし座の「アルタイル」こと座の「ベガ」を結んだ大きな三角形が「夏の大三角形」です。
理科の授業でも習った記憶がある人が多いのではないでしょうか。
夜の間、いつまでも輝き続ける美しい三角形ですので、ぜひキャンピングカー宿泊で見てみましょう。

さそり座

夏の空で南側で、赤色に光る星を見つけたらそれはさそり座の一等星「アンタレス」です。
アンタレスは、一等星の中でも珍しい「赤色超巨星」と呼ばれ、その大きさは太陽の700倍以上だそうです。
なお、赤色超巨星とは星の終わりに一番近い状態と言われています。

まとめ キャンピングカー宿泊で初夏の星座を眺めよう

キャンピングカー宿泊でみられる、初夏の代表的な星座を5つ紹介しました。
星をきれいにみられるキャンピングカー宿泊で、ロマンティックに星座観察の時間を設けてみてはいかがでしょうか。