目的地までの道のりや、今自分がどのあたりにいるかを把握するために必要になるのがコンパスです。
ひとりで人里離れた場所でキャンピングカー宿泊する場合、スマホのGPSで自分の場所を調べる方法もありますが、コンパスの使い方を覚えておくといつでも自分や目的地の位置を把握できて便利です。
そこで今回は、キャンピングカー宿泊でぜひ覚えておきたいコンパスの正しい使い方をご紹介します。
すでにコンパスを使っていておさらいしたい人も、ぜひ参考にしてくださいね。

コンパスと自分の目線を同じにする方法

コンパスの針と自分の目線が同じ方向にあることで、正しく進行方向を定める方法です。
・コンパスは手のひらと水平に置きます
・体の真正面にコンパスを構えます
・そのさい、背筋をしっかり伸ばします
・コンパスの針は真上から見ます

自分の目線とコンパスの方向を同じにしておくことで、いつでもコンパスで正しい位置が把握できます。

コンパスと地図をセットする

目的地を把握するためのコンパスの使い方手順を紹介します。
・あらかじめ地図に磁北線をひいておきます
・地図の目的地と現在地または出発点を直線で結び、その上にコンパスを置きます
・磁北線と平行になるようにコンパスのリングをまわします
・コンパスのリングが指し示す角度を覚えておきます

磁北線とは、コンパスのN極が指し示す方向です。
あらかじめ出発点と目的地のコンパスの角度を把握しておくと、実際に出発点から目的地に向かうとき、出発点でコンパスの角度に自分の体の向きを合わせて、向かうだけで便利に方向が分かります。

使いやすいコンパスを選ぼう

コンパスを使って目的地への方角や自分の位置を知ることができますが、初めてコンパスを使うなかなか角度設定ができない初心者もいます。
そこで、初めてキャンピングカー宿泊でコンパスを使いたい人のために、使いやすいコンパスの選び方をご紹介します。

・メモリつきで合わせやすいものを選ぶ
・合わせやすさならオイル、天候に左右されにくいならドライ式を選ぶ
・ストラップつき、携帯しやすさなど使うシーンで選ぶ

地図に合わせるなら、表面がクリア素材でできているマップ用コンパスを選ぶ人が多いでしょう。
その際メモリがついているものなら初心者にも合わせやすくなっています。
ほかにも、針の合わせやすさならオイル式、山中など天候に左右されやすいならドライ式、さらに持ち運びがしやすいストラップ付など、使うシーンで選ぶとよいでしょう。

まとめ キャンピングカー宿泊はコンパスを使えるようになっておこう

キャンピングカー宿泊では方角を知るためにGPSを使う人も多いですが、電波の届きにくい山中やスマホの電池切れではコンパスが活躍します。
いざというときのために、ぜひコンパスの使い方を覚えておきましょう。