本格的な夏は、キャンピングカー宿泊をともなうアウトドアも楽しめる季節になりますよね。
ところが、夏は天候も急に変わりやすい季節でもあり、キャンピングカー宿泊を行う山中や水辺は特に天候変化の影響を受けやすい場所でもあります。
夏のキャンピングカー宿泊での急な天候変化のサインとして、知っておくべきなのが「積乱雲」です。
そこで今回は、キャンピングカー宿泊で気を付けたい積乱雲とはどんな雲か、積乱雲が出てくるサインとともにご紹介します。

夏の象徴「積乱雲」は実はとっても怖い雲

夏の青空といえば、もくもくと立ち上る入道雲をイメージしますよね。
実は、もくもくと立ち上る「積乱雲」は、急な天候の変化をもたらす危険な雲でもあります。
積乱雲がやってくると、激しい雨や雷、突風を引き起こします。
良く晴れていた青空が一変、荒天になってしまうこともあるのです。

発達した積乱雲は特に要注意

青空にもくもくと立ち上る積乱雲ですが、実はこれはまだ成長段階です。
荒天をもたらす積乱雲は、成長して雲全体が分厚くなるため太陽の光をさえぎります。
もくもくと立ち上った形が平たいキノコのような形になる、または空一面が黒い雲でおおわれた状態になると、荒天を引き起こす積乱雲になっているため、ただちに屋内の安全な場所へ避難しましょう。

なお、遠くある積乱雲はまだ薄いため太陽に透けて白く輝いているのが特徴です。
近づいてくる&成長していくごとに雲が厚みを増して、空もだんだんと曇ってきます。

覚えておきたい積乱雲が近づいてくるサイン

空の変化以外にも、積乱雲が近づいてくるサインは見つけられます。
主に積乱雲が近づいているサインは以下の3つです。

・青空だったのに範囲の広い黒い雲が近づいてきている
・「ゴロゴロ」という雷の音が聞こえてくる
・急に冷たい風が吹いてくる

これらのサインを発見したら、すぐに激しい雨や雷、突風が起きる可能性もあります。

まとめ 積乱雲のサインを見つけてキャンピングカー宿泊に活かそう

天気の急変や荒天の原因になる、積乱雲の特徴や近づいてくるサインをご紹介しました。
せっかくのアウトドアやキャンピングカー宿泊も、荒天になってしまうと屋外での活動がさえぎられるほか、災害に巻き込まれる可能性もあります。
天候の変わりやすい山中や水辺で楽しむキャンピングカー宿泊だからこそ、積乱雲のサインを見逃さないようにしましょう。