アウトドアや目的地でそのまま宿泊できる自由度の高さが魅力のキャンピングカー宿泊。けれども、建物の中ではなくあくまで車両の中で宿泊するからこそ、天候や環境の変化には気を付けなければいけません。そこで今回は、キャンピングカー宿泊を楽しむ前に知っておきたい「南岸低気圧」についてご紹介します。特に、冬から春にキャンピングカー宿泊を計画している方は、南岸低気圧についてあらかじめ知っておきましょう。

南岸低気圧とは

気象情報やニュースの中で、「南岸低気圧」という言葉を聞いたことはありませんか。

南岸低気圧とは、南側の沿岸部を通る低気圧を指します。通常、日本の冬の気圧配置は「西高東低」と呼ばれ、西側に高気圧、つまり日本海側に強い寒気が通るため大雪を降らす原因となります。日本海側にある秋田や山形、新潟や石川といった都道府県は雪国というイメージが強いですよね。

一方で、太平洋側は雪が降っても少量、乾燥した日が続くことになります。ここで南岸低気圧になると雪が降りやすい状態になるのです。

南岸低気圧がもたらすもの

南岸低気圧が発生すると、通過するコース上にある地域は雨か雪が降りやすくなります。

ここでの注意は、微妙な風向きや気温によって雨か雪になるかは分からないということです。例え、気象情報で「雨になる」と言っていたとしても、気象条件によっては雪になる場合もあるのです。

キャンピングカー宿泊を計画している時に、「南岸低気圧」という言葉を気象情報で聞いたら注意が必要です。「雨が降るかもしれない」と思って用意していたら、結果雪が降ってしまった、ということもあります。

南岸低気圧で気を付けたいこと

キャンピングカー宿泊時、気象情報などで「南岸低気圧」の言葉を聞いたら、気を付けたいのが天気の急変です。

宿泊するエリアが南岸低気圧の通過ルートに該当する場合は、雨または雪が降る恐れがあります。さらに、雨か雪かはその時にならないと分かりません。

雨天なら雨のたたきつける音で眠れないこともあります。雪なら気温が下がって寒くて眠れない、といったこともあるでしょう。

南岸低気圧の通過ルートでキャンピングカー宿泊をする場合は、雨でも雪でも快適に眠れる対策を整えておくのがおすすめです。防音グッズを用意しておく、暖房を入れて置くなど準備をしておきましょう。

まとめ 南岸低気圧時のキャンピングカー宿泊は万全の準備を

南岸低気圧とキャンピングカー宿泊で気を付けたいポイントをご紹介しました。頑丈なトレーラーハウスで宿泊可能、暖房も完備されている「MobiHo」なら、南岸低気圧時でも快適なキャンピングカー宿泊につながります。