自然あふれる環境で行うキャンピングカー宿泊は、街中では見られない美しい夜空を見ることができます。特に日没も早く、空気も乾燥している冬は、四季の中で一番美しい星空を見られるともいわれています。そこで今回は、キャンピングカー宿泊でぜひ見つけてほしい、冬の星座を4つ紹介します。今しか見られない美しい星空の中で、ぜひ星座観察を楽しんでくださいね。

オリオン座

冬を代表する星座としても、見つけやすい星座としても知られているのがオリオン座です。ちょうど同じくらいの明るさの二等星が3つ並び、ほかに一等星がひとつ、計5つの二等星と目印になる星もたくさんあります。冬の星座を見つけるとき、オリオン座を起点にすると便利です。

おおいぬ座

オリオン座から少し下に移動すると、冬の夜空で一番明るく輝く一等星のシリウスを見つけられます。このシリウスを持つ正座がおおいぬ座です。シリウスは地球から見える恒星のなかで、太陽を除けば一番明るく見えるといわれています。

こいぬ座

おおいぬ座から左上に目線を上げると、こいぬ座の一等星プロキオンが見つかります。プロキオンと、三等星のゴメイサを直線状に結ぶとこいぬ座になります。なお、プロキオンとは「犬の前」という意味があり、おおいぬ座のシリウスよりも少し早く地平線からあがってくることが名前の由来といわれています。

そして、オリオン座のペテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと冬の大三角が完成します。冬の大三角の間をまたぐように、天の川が流れているのも見られます。

おうし座

オリオン座のすぐ右上にある、赤く輝く一等星がおうし座のアルデバランです。さらに右側には、すばるの名称で知られているM45星団があります。M45星団は肉眼でも4~5個の星が集まっているのが見えますので、ぜひ探してみましょう。なお、おうしの左角にあたる部分には、超新星のなごりであるM1かに星雲があります。

まとめ 冬はキャンピングカー宿泊で星座を楽しむ絶好のチャンス

キャンピングカー宿泊でぜひ見つけたい、冬の星座を4つ紹介しました。キャンピングカー宿泊での日没後、星座を観察してみてはいかがでしょうか。一番星がきれいに見える季節だからこそ、お気に入りの冬の星座を見つけてみてくださいね。なお、防寒対策はしっかりと行って、キャンピングカー宿泊での星座鑑賞を楽しみましょう。