株式会社ワンズネットワーク(本社:千葉県習志野市・代表取締役:島一徳)が全国に約330店舗展開している中古車を利用した格安レンタカーチェーン「ワンズレンタカー」は、2018年4月2日より3ヶ月間、県内に鉄道・バスの路線を有する小湊鉄道株式会社(本社:千葉県市原市五井中央東1-1-2代表取締役:石川 晋平)と提携し、アスファルトの駅前を森に戻す「逆開発」が着々と進行中の養老渓谷駅でキャンピングレンタカーを利用した新サービス「MobiHo」の宿泊サービスを行う。新サービス「MobiHo」は今年2月に株式会社拓匠開発が運営する都市型公園の椿森コムナで宿泊モニターを募り実証試験を行なった結果、1ヶ月で17名の宿泊実績があった。モニターからのアンケートでは全体の約9割が満足頂いており、他の友人知人に紹介したい、との調査結果を得た。特に小さなお子様がいるご家族では、お子様が秘密基地のようだ、と大興奮、大満足と好評を得た事から、今回の本格稼動へと移行を決めた。
ワンズレンタカーはこれからの季節、菜の花や桜の観光客や里山トロッコ列車の利用客がキャンピングレンタカー「MobiHo」のターゲットとする家族利用の宿泊に繋げやすく、駅からの電源確保や24時間のトイレ利用も可能な事から宿泊には問題なく対応できると判断。また、今回からお客様自身で備え付けシーツや布団カバーをセットしてもらったり、簡単な掃除をしてもらう事により、受付無人でのチェックイン、チェックアウトが可能なオペレーションを確立した。1泊2日、レンタカー利用料平日5,000円(税別)、土日6,000円(税別)で利用できる。車でお越しの場合は別途駐車料金500円が必要。ワンズネットワークは今年中に10箇所、3年以内に100箇所の運営場所を目指す。養老渓谷駅での設置は5箇所目となる。
小湊鉄道は養老渓谷駅周辺での駅前のコンクリートを除去し、養老渓谷に自生している木や草花を植えたり、使わなくなった鉄道の枕木等を利用して駅前の休憩スペースをつくり、駅が養老渓谷の一部となる「逆開発」を進めている。アウトドアライフの代表でもあるキャンピングカーはその森の風景とも親和し、また、里山トロッコ列車の主要な客層のファミリー層はキャンピングレンタカーでの駅宿泊「鉄泊」の利用客としても充分期待できることから今回の提携となった。まずは4月から3ヶ月の稼動状況を踏まえ、充分な効果が得られれば、逆開発エリアへのMobiHo複数台数設置等も取り入れる予定。