日に日に涼しさを感じるようになる秋ごろ。ふと耳をすますと虫の鳴き声がきこえることがありますよね。けれども、秋になると聞く鳴き声で「これは何の虫だろう?」と思うことも。そこで今回は、虫の鳴き声もたくさん聞けるキャンピングカー宿泊で知っておきたい、秋の虫の鳴き声を5つ紹介します。
スズムシ
リーン、リーンとまさにスズのような美しい鳴き声が特徴のスズムシ。飼育もできるため、子供のころ自宅や学級で飼っていた人も多いかもしれません。夜行性のため、特に涼しくなった夜にきれいな音色を聞かせてくれます。
コウロギ
高い「キリキリキリ~」という声がおなじみ。全身が黒くて3cmほどのエンマコウロギがよく見かける代表的なコウロギです。
マツムシ
チンチロチンチロチンチロリン、の童謡でおなじみのマツムシ。鳴き声はコウロギのように高い声で、「チー、チー」というように鳴きます。体長3cmほどのマツムシは、スズムシに似ていますが、スズムシが触覚が長く黒い体色であるのに対して、マツムシはスズムシよりも体が大きく、色も茶褐色です。
また、体よりも長い触角を持ち、緑色の体を持った外来種であるアオマツムシもいます。マツムシやコウロギが草むらに住んでいるのに対して、アオマツムシは木の葉や枝の上に住んでいる違いもあります。
キリギリス
こちらは童話「アリとキリギリス」でおなじみのキリギリス。「ギーッ、チョン」という声で鳴き、日当たりのよい草むらから河原まで生息しています。全身緑色に長い触角、そして長く伸びた後ろ足が特徴です。こちらもつかまえて飼っていた、という人も多いかもしれません。童話では夏の間歌ってばかり、というキャラクターですが、その通り夏~秋にかけて鳴き声が聞けます。
クツワムシ
ガチャガチャガチャ…と、大きな鳴き声が特徴のクツワムシ。鳴き声から別名「ガチャガチャ」」とも呼ばれています。体長は約6cmと秋の昆虫の中でも大きめです。子どものころは全身緑色ですが、成長すると個体によって緑、茶褐色、黄褐色といろいろな色に変化していきます。
まとめ 虫の鳴き声を聞いてキャンピングカー宿泊の夜長を楽しもう
キャンピングカー宿泊で鳴き声が聞ける可能性のある、秋の虫を5つ紹介しました。普段はなかなか聞けなくなった秋の虫の鳴き声をバックに、キャンピングカーの秋の夜長を楽しむのもおすすめですよ。