梅雨から秋口にかけて襲来する災害のひとつに台風があります。自然災害である台風は突然発生するため、すでにキャンピングカー宿泊を計画していたにも関わらず、宿泊エリアが台風直撃の可能性がある、ということも少なくありません。

そこで今回は、キャンピングカー宿泊計画時や、実際にキャンピングカー宿泊を行っているときにも発生する可能性の高い、台風についての基礎知識をご紹介します。台風の脅威から自分の身を安全に守るためにぜひ参考にしてください。

台風の基礎知識その1:進行方向の右側が危ない

台風は日本の南側から発生し、北に向かって進行するという特徴があります。台風の進路やスピードは発生した気候条件や台風の規模によって異なりますが、いずれも台風の右側は危ない、というのを覚えておきましょう。

台風の進路図を見て、右側は湿った空気が入りやすいため左側よりも雨や風が強くなりやすい特徴があります。同じ上陸エリアでも、左型と右側では被害が全く異なる場合がありますので、注意が必要です「。

台風の基礎知識その2:上陸前より上陸後の方が危ない

台風が近づくと強い風と雨に見舞われますが、実は近づいているときよりも台風が離れていくときの方が風や雨が強いという特徴があります。キャンピングカー宿泊のさいにも、万が一宿泊しているエリアに台風が上陸する恐れがある場合、完全に台風が離れるまで油断はできないことを覚えておきましょう。

台風の基礎知識その3:「土砂災害警報」「津波」にも注意

台風は強い雨と風を起こします。そして、近年日本では温暖化の影響を受けて豪雨災害も頻発するようになりました。台風発生に伴い強い雨と風も、その後土砂崩れや津波が起きやすい状況になる可能性も高いです。

特にキャンピングカー宿泊で台風が上陸、または近づくエリアで山間部や海岸近くなどに宿泊する場合、土砂崩れや津波にも警戒をしましょう。あらかじめ避難先や台風が近づいた場合の対策方法を知っておくのが重要です。

想像よりも雨や風が弱くても、土砂崩れや津波が発生する可能性が十分ありますので、いつでも最大限の備えをしておきましょう。

まとめ 夏から秋にかけてのキャンピングカー宿泊は台風に気をつけよう

キャンピングカー宿泊で覚えておきたい、台風の基礎知識についてご紹介しました。台風は自然災害のため突発的に発生します。キャンピングカー宿泊のさいには、予測できない台風の発生も考慮して、最大限の対策と備えを行っておきましょう。