自然豊かな場所で寝泊まりできるのが、キャンピングカー宿泊の醍醐味ですよね。ところが、自然あふれる環境だからこそ、居住地域では見かけない毒虫に刺されたり、噛まれたりする可能性もあります。
ここでは、キャンピングカー宿泊前に確認しておきたい、毒虫対策についてご紹介します。特にお子さんと一緒にキャンピングカー宿泊を経験したい人は、すぐに適切な対処ができるようにぜひ参考にしてください。
虫刺され薬だけでなく、ポイズンリムーバーや応急処置セットを用意しておく
蚊に刺されたときには虫刺されの薬やかゆみどめパッチを用意しておく…という人が多いですよね。虫刺されの薬とともに、キャンピングカー宿泊で用意しておきたいのがポイズンリムーバーと応急処置設置です。
ポイズンリムーバーは、毒虫のほかハチやアブなどに刺された時、毒や痛み、かゆみの原因になる物質を吸い出して症状をおさえられる道具です。刺された、または噛まれたときに体に毒や虫の成分が回ってしまう前にある程度吸い出せるため、ぜひ携帯しておきましょう。また、いざ使うときにあせらないように、使い方も必ず確認しておくのがおすすめです。
応急処置セットは、ばんそうこうや包帯のほか、爪切りや毛抜きなども付属しています。毒虫にさされたときは、体内に入った針も抜かなければいけません。ほかにも、毒虫に噛まれなくても毛虫に触れてしまい、毛虫のとげが刺さってしまうこともあります。毒虫に刺された後の処置だけでなく、毛抜きが必要な時にも便利です。
蚊取り線香やスクリーンタープなど、対策できるものも
あらかじめ虫がキャンピングカー周辺に近づかないための対策も有効です。煙タイプの強力な蚊取り線香や、屋外のタープは虫の侵入を防ぐスクリーンタープを使用するなどの対策を行いましょう。
「噛まれた・刺された毒を吸い出す」のはNG!
毒虫に刺された、または噛まれたときは「患部に口をつけて吸い出す」という方法がありますが、これは絶対に止めましょう。もしも自分の口の中に傷がある場合は、そこから毒が貼ってしまいます。
口で吸いだすのではなく、吸い出す場合はポイズンリムーバーを使用するようにしましょう。その後、患部を水で洗い流しながら冷やすのが有効です。
まとめ 毒虫対策をしっかりしてキャンピングカー宿泊を楽しもう
キャンピングカー宿泊での毒虫対策をご紹介しました。正しい対処法と用具の準備をしておけば、毒虫に刺されても落ち着いて対処ができます。事前準備をしっかりして、キャンピングカー宿泊を楽しみましょう。