夏~晩秋にかけて見られる昆虫と言えばトンボです。トンボを見るとそろそろ秋かな、と思う人も多いですよね。自然豊かな環境で過ごすャンピングカー宿泊は、都市部では見られないトンボもたくさん見られます。ここでは、キャンピングカー宿泊でよく見られるトンボを4種類ご紹介しますので、ぜひ秋の日本の自然風景を楽しんでみてくださいね。
シオカラトンボ
青みがかかった灰色と黒の2色のコントラストで、都市部でもまれに見かけるトンボです。体の色が塩に似ていることから、この名前がつきました。なお、青灰色の体を持っているのはオスで、メス、またはオスの子どもの体の色は黄色。別名の「ムギワラトンボ」とも呼ばれています。
ギンヤンマ
~ヤンマとつくのは大型のトンボ、ということを聞いた人も多いかもしれません。ギンヤンマは~ヤンとつくトンボの中では小さめですが、全長約7cmとトンボの中では大型です。銀という名前ですが、頭~胸は緑色、その他は黒色になっているのが特徴。
オニヤンマ
全長10cmを超える個体も多い、日本で見かけるトンボの中で最大の大きさのトンボです。トンボは実は肉食で、昆虫をつかまえて食べていますが、オニヤンマは自分の体よりも大きいアブやスズメバチなどの昆虫すら捕まえて食べようとする、まさにトンボ界のハンターとも言える存在です。そのため顎がとても発達していて、つかまえようとすると人間でもかみつこうとするため注意が必要です。全身に入った強そうな、黒と黄色の横じま模様と大きな体が特徴です。
アキアカネ
日本で「赤とんぼ」と呼ばれるトンボといえば、アキアカネです。童謡でもすっかりおなじみですね。夏の暑い間は涼しい高山で過ごし、秋になって涼しくなってくると低地に下りてきます。夏の間の体の色は薄みがかかったオレンジ色ですが、低地に降りるころに、おなじみの赤色になるのも特徴です。日本の秋の訪れを感じさせる存在ですね。
まとめ キャンピングカー宿泊でトンボを見てみよう
キャンピングカー宿泊でも見られるチャンスのある、日本のトンボを4種類ご紹介しました。近年は秋でもきびしい暑さが続くため、都市部ではなかなかトンボを見かけなくなった、という人も多いかもしれません。山間部や水辺など、涼しい場所でキャンピングカー宿泊をすると、トンボとも出会えるチャンスがたくさんありますよ。