気候が暖かくなる春は、夜の星を見上げるのにも最適な季節です。特に、自然豊かで空気が澄んでいる場所だと、都市部よりもきれいに夜空も見上げられますよね。

そこで今回は、キャンピングカー宿泊で春の夜空で見上げられる3つの星座をご紹介します。これからの時期のキャンピングカー宿泊のぜひ参考にしてくださいね。

春の大曲線

春の星座を探す上で特に覚えておきたいのがおおぐま座です。

おおぐま座からからす座までの、4つの星座を曲線で結ぶと出現するのが、春の大曲線です。

北の方角にはおおぐま座がありますが、おおぐま座のしっぽの部分は、ひしゃくを伏せたような形で7つの星が並んでいる、北斗七星があります。

 おおぐま座のしっぽの部分にある北斗七星から、そのまま東の方向に目を向けるとオレンジ色の明るい星が見えます。

これがうしかい座の足の部分にあたる一等星のアルクトゥールスです。

うしかい座のアルクトゥールスから、さらに曲線を南東の方角に伸ばしていくと、白く輝く星が見えます。これがおとめ座の左指先部分にあたる、一等星のスピカです。 

おとめ座のスピカから曲線を伸ばすと、台形のような形をした四角い星の並びが見えます。この星座がからす座です。ここまで、おおぐま座の北斗七星からからす座までの春の大曲線を結んでみましょう。

しし座

南の方角に、クエスチョンマーク(?)を逆にしたような形の星座の並びがあります。

これがしし座です。しし座の胸の部分には一等星のレグルス、さらにしっぽの部分にはデネボラが見つかります。

 ちなみに、毎年1117日から19日あたりに発生する「しし座流星群」の流星の中心点にあたるのがしし座です。11月のしし座は東の方向に発生します。

 春の第三角形

うしかい座のアルクトゥールス、おとめ座のスピカ、さらにしし座のデネボラを結ぶと、空に浮かび上がる大きな春の第三角形が完成します。

スピカから南の方向に伸ばすとからす座にぶつかるので、春の大曲線とともに覚えておくと、春の星座探しに役立ちます。

 まとめ 春の星座をキャンピングカー宿泊で鑑賞してみよう

 キャンピングカー宿泊で鑑賞できる、春の星座をご紹介しました。春の星座を鑑賞する時には、暖かくなってきたとはいえ山の近くなど、夜間は冷え込むところもあります。春の星座を鑑賞するときには、寒さ対策もしっかり行って夜空で星座探しをしてみましょう。